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沼津市周辺で庭に営巣された蜂の巣でお困りなら
自宅の庭や家屋に蜂の巣ができてしまった場合、業者に頼まず自分で駆除できないだろうかと考える人は多いと思います。
しかし、蜂の巣がスズメバチのものであった場合や、巣がかなり大きくなっている場合、それなりの装備と知識がないとかなり危険な作業となります。
軽はずみに駆除作業を行うのは避けて下さい。
特にスズメバチの場合は大変危険なので、駆除の専門業者に依頼することをおすすめします。
基本的に蜂の巣の駆除作業は夕方から夜にかけて行います。
この時間帯は蜂が巣に戻ってきており、活動も鈍るからです。(蜂が巣にいない状態で巣を除去しても再度営巣されてしまいます)
駆除を行う際は、整髪料や香水などの匂いがするものは、蜂を引きつけ刺激するので付けないようにして行います。
・自力で蜂の巣駆除を行う場合は、次のようなものを準備して下さい。
●蜂を防ぐ防護服
蜂専用の防護服があれば安心ですが、購入するには数万円はかかります。
レンタルをしてくれる自治体もあるので地域の自治体に確認して下さい。(函南町は可能)
蜂用の防護服は蜂を刺激しない白色です。防護服を着ない場合も黒などの濃い色は蜂の攻撃性を誘発するので避けて下さい。
また、肌は絶対に露出せず、襟や袖口から蜂が入り込まないように注意して下さい。
●頭部を護る物
全身の防護服は高価ですが、ホームセンター等で販売されている防虫ネットであれば、2,000円程度で購入できます。
ただし、スズメバチは毒液を噴出するので必ずゴーグルを付ける必要があります。
また手袋ですが、軍手は毒針が貫通するので使用せずに、必ず厚手の革手袋を用意して下さい。
●蜂用殺虫剤
ホームセンターなどで様々な蜂用の殺虫剤が市販されていますが、ゴキブリ用のものでも成分は殆ど変わりません。
ただ蜂用のものは噴射力が強いので、離れた場所から使用することが出来ます。
防護服がない場合は専用のものを使ったほうが良いでしょう。
「ピレスロイド系」の成分が含まれていればハチの駆除に使用できます。
●長い棒状の物
軒下や木の枝に作られた蜂の巣を落とす場合、直接触れるのは危険なので、離れた場所から蜂の巣に届く棒状のものが必要となります。
脚立などを使って直接取り除いても良いですが、巣に蜂が残っていないか確認してから作業して下さい。
巣の巣があった場所には帰還する蜂が必ず飛来してくるので、注意が必要です。
●ゴミ袋と捕虫網
落とした蜂の巣はゴミ袋に入れて処分します。(自治体にもよりますが、燃えるゴミで処分できるはずです)
捕虫網があれば、網の内側にゴミ袋を入れてから棒で叩き落とせば、蜂の巣を袋に入れやすくなります。
・駆除作業は次のような手順で行います。
1:離れた場所から巣に向かって殺虫剤を噴射します。
スズメバチの場合は巣に出入りしている穴があるので、それをめがけて噴射して下さい。
蜂が落ちてくるので真下での作業は絶対行わないで下さい。
中から蜂が飛び出して来ますが、噴射はやめないで下さい。
30~60秒間は続けて下さい。蜂が全滅する前に殺虫剤が終わる場合もあるので、大きな巣の場合は、殺虫剤を数本用意して下さい。
2:棒や網などを使って、巣を取り除きます。
捕虫網の網の部分にゴミ袋をかぶせたものを巣にかぶせて落とすと、簡単に取ることができます。
うまくいかない場合でも決して無理はしないで下さい。
蜂が向かってきた場合は激しく動くことはせず、ゆっくりと後退するようにして下さい。
3:巣をゴミ袋に入れて、閉じます。
殺虫剤を噴きつけるなどして、飛び出してくる蜂に十分気をつけながら行って下さい。
まだ生きている蜂が飛び回っている場合は無理せず、蜂がいなくなるまで放置しておいて下さい。
殺虫剤で周囲に落ちた蜂にも触らないで下さい。
死骸であっても、筋肉の収縮運動で針に刺される可能性があります。
●こうならないように注意して下さい!
もし刺されてしまったら、事項のような対処をして下さい!
・ハチに刺された場合の応急処置と行動
1.速やかにその場から離れる
蜂に刺された場合、さらなる被害を防ぐためにまず安全確保をして下さい。
野外で刺された場合は、その近くに蜂の巣がある可能性が高いです。
蜂の毒には仲間に警報する働きがあり、「敵がここにいるぞ」と知らせる効果があります。
その場に居ると知らせを察知した蜂が集まり、さらに刺されてしまう可能性があります。
そのためできるだけ離れた場所(10~20m以上)、できれば屋内などへ避難して下さい。
2.傷口を水で洗い毒を絞り出す
毒針が刺さった場合は、そっと針の先端を持って引き抜いて下さい。
毛抜きやピンセットが最善ですが、なければ硬いカード状のもので横に払えば安全に取ることができます。
蜂の毒で患部は痛みますが、傷口の周囲をつまんで血と毒を絞り出すように、毒の成分を水で洗い流して下さい。
この際、口で吸うと蜂の毒が口に入る可能性があるので、決してやらないで下さい。(歯茎などから毒が侵入する場合があります)
3.患部を冷やし薬を塗る
毒を吸い出した後は薬を塗って下さい。(ステロイド系の軟膏が最適です)
薬を塗った後は患部を冷やすと、痛みがやわらぎます。
「蜂に刺されたらおしっこをかけろ」という話を聞いたことがあると思います。
これは単なる俗説で、全く効果はありませ。
尿をかけると逆に傷口に雑菌が入り、感染する可能性があるので厳禁です。
4.急いで医療機関で受診する
上記はあくまでも応急処置なので、出来るだけ早く医療機関で受診して下さい。
受診するのは皮膚科が最適です。ショック症状が出始めていたら大至急医療機関に行って下さい。
具体的には、以下のような自覚症状が出たら大変危険な状態です。
・息苦しさ、息切れ、悪寒、耳鳴り
・両手足の痺れ
・くしゃみ、めまい、けだるさ
・口内の異物感、口内の痺れ
・物を飲み込みにくい(嚥下困難)
・尿便意、腹痛
ショック症状がおこると、最悪の場合生命にかかわることも少なくありません。
蜂の巣が極端に大きい場合やスズメバチの場合は、自力での駆除は非常に危険な作業になります。
一般の方が対応するのには限界がありますので、困難な場合は迷わず便利屋本舗 沼津店にご相談下さい。